【ネジザウルスPZ68】折れたボルトを抜く工具で逆タップ不要!

こんにちは!
笹口です。
先日、修理ブログでご紹介したホンダH3011Hは覚えていますか?

実は、修理中に1本のボルトが折れてしまいました。
今回はこのボルトの抜いた方法についてご紹介させていただきます。

ドリル&逆タップは面倒ならネジザウルス!
こちらのボルトは、ベルトプーリーの外側にとりついていたベルトカバーを抑えている2本のボルトです。
ベルト交換で緩める際に折れたボルト、抜くのはかなり難しいと思います…。
本来であれば、ドリルで下穴をあけてから逆タップで折れたボルトを取り外すのですが、面倒でしたので以前に購入して降りた「ネジザウルス」を使用してみたいと思います。
使用したのは、PZ-68 ネジザウルスVP-5です。
【もうなめたネジで悩まない!ネジザウルスVP-5がDIYの強い味方になる理由】
DIYやメンテナンスでネジ山を潰してしまい、途方に暮れた経験はありませんか?そんなイライラを解消してくれるのが、画期的な工具「PZ-68 ネジザウルスVP-5」です。この記事では、この工具の驚くべき機能と、あなたの作業をどれほど快適に変えるかをご紹介します。
ネジザウルスVP-5は、なめたネジや錆びたネジを掴んで回す「ネジザウルス」機能と、一度掴んだらロックされる「バイスプライヤー」機能を融合させた、まさに最強の工具です。開発元は70年以上の歴史を持つ工具メーカー「エンジニア」で、その信頼性は折り紙つき。
この工具の最大の特徴は、独自の「オートアジャスト機構」。掴みたい物のサイズに合わせて口幅を調整する手間が不要で、どんなネジでも一発でガッチリと掴んでロックできます。これにより、作業効率が格段にアップし、初心者でも簡単に使いこなせます。
先端に施された特殊なタテ溝は、完全に潰れてしまったネジ頭にもしっかり食い込み、強力なグリップ力を発揮。さらに、バイス機能で両手を使わずに固定できるため、少ない力でも固く締まったネジを回すことが可能です。
一方で、デメリットとして通常の工具より価格が高い点や、一部の硬いネジには不向きな点もあります。しかし、なめたネジのトラブルを未然に防ぎ、作業をスムーズに進めるための投資と考えれば、十分に価値のある一本と言えるでしょう。

正気、ボルトを抜けるのか不安でした。
商品レビューを見ると、「外れなかった」「後悔した」など否定的なコメントも見受けられたからです。
神工具だった

では、実際に使用してみましょう。
折れたボルトは反対側から貫通していたので、つかみやすくなっていました。
ボルトをつかむ力は、1本のプラスネジ(手で回せる)を反時計回りに回すとつかむ力を強く、時計回りではその逆となります。
調整が済んだら対象物をしっかりとバイスプライヤー機能を活用して挟みます。
呉5-56を対象物に吹きかけて少し待った後に、時計回り/反時計回りを繰り返して緩めていきます。
なんと、ものの5秒ほどで抜けてきました…。
ドリル使って、逆タップしての作業とは比べ物にならないくらいの時間短縮となりました!!
これは超便利です。

まとめ
- なめたネジも確実に掴める特殊なタテ溝
完全に潰れてしまったネジ山や、錆びて固着したネジでも、先端の独自のタテ溝がガッチリと食い込み、しっかりと回せます。 - サイズ調整不要のオートアジャスト機構
掴みたい物のサイズに合わせて口幅を調整する手間が不要で、ネジやパイプなどどんな対象物でも一発で簡単に掴み、作業効率が大幅に向上します。 - 少ない力でしっかり固定できるバイス機能
一度掴んだら強力にロックされるバイスプライヤー機能を搭載。グリップを握り続ける必要がなく、両手を使って力をかけられるため、固く締まったネジも軽い力で回せます。 - トラスネジにも対応する汎用性の高さ
頭が低いトラスネジにも対応する独自の先端形状で、ネジを外すだけでなく、パイプの固定やワイヤーの切断など、幅広い用途で活躍します。 - 安心の日本製、高い耐久性
70年以上の歴史を持つ工具メーカー「エンジニア」が製造しており、高品質なクロムモリブデン鋼を使用。長く安心して使える高い耐久性を誇ります。
φ3~9.5mmまで対応ですので、小型機械を修理される方であれば、ぜひ1本は工具箱に入れておきたいところですね。
大は小を兼ねるということでパワータイプのPZ68がおすすめです!!
GIJIE工房では、このような乗用芝刈機や、様々な種類のエンジン機械、電動工具の修理を承っております。「エンジンがかからない」「吹き上がらない」といった症状でお困りの際は、ぜひGIJIE工房にご相談ください。私たちGIJIE工房は、長年の経験と確かな技術で、お客様の大切な機械が再び最高のパフォーマンスを発揮できるよう、全力でサポートいたします。どんな些細なことでも、お気軽にお問い合わせください。
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